使用上の注意改訂情報
(平成14年3月27日指示分)
1.【医薬品名】フェニトイン
フェニトインナトリウム
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
-
「遅発性の重篤な過敏症状:初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
-
掛水夏恵,他:皮膚科の臨床,44(1):53(2002)
2.【医薬品名】フェニトイン・フェノバルビタール
フェニトイン・フェノバルビタール・安息香酸ナトリウムカフェイン
【措置内容】以下のように使用上の注意等を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
- 「遅発性の重篤な過敏症状:初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。」
を追記し、肝機能障害に関する記載を
- 「肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
と改める。
〈参考〉企業報告
- 掛水夏恵,他:皮膚科の臨床,44(1):53(2002)
狩野葉子:アレルギーの臨床,21(5):355(2001)
3.【医薬品名】ミダゾラム
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[警告]の項の新生児に対する急速静脈内投与に関する記載を
- 「新生児に対して急速静脈内投与をしてはならない。〔急速静脈内投与後、重度の低血圧及び痙攣発作が報告されている。〕」
と改め、[禁忌]の項の「リトナビル等(HIVプロテアーゼ阻害剤)及びエファビレンツ(HIV逆転写酵素阻害剤)を投与中の患者」を
- 「HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル等)及びHIV逆転写酵素阻害剤(エファビレンツ等)を投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕」
と改め、[相互作用]の項に
- 「本剤は、主としてCYP3A4で代謝される。」
を追記し、「併用禁忌」の項を
- 「HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、サキナビル、アンプレナビル等)〔過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することが考えられている。〕」
「HIV逆転写酵素阻害剤(エファビレンツ等)〔不整脈、持続的な鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することが考えられている。〕」
と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項の依存性に関する記載を
- 「依存性:連用により、薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。投与量の急激な減少ないし中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、不随意運動等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。」
と改め、心室性頻脈(拍)に関する記載を
- 「心室頻拍、心室性頻脈:心疾患患者において心室頻拍、心室性頻脈があらわれることがあるので、投与中には循環動態の変化に十分注意し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改め、
- 「悪性症候群:無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともにダントロレンナトリウムの投与等適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行することがある。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
4.【医薬品名】芍薬甘草湯
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[用法及び用量に関連する使用上の注意]の項を新たに設け、
-
「本剤の使用にあたっては、治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。」
を追記し、[副作用]の「重大な副作用」の項に
- 「うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む):うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定など)を十分に行い、動悸、息切れ、倦怠感、めまい、失神等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
5.【医薬品名】サラゾスルファピリジン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症に関する記載を
- 「再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、貧血(溶血性
貧血、巨赤芽球性貧血(葉酸欠乏)等):再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、貧血(溶血性貧血、巨赤芽球性貧血(葉酸欠乏)等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改め、無菌性髄膜炎に関する記載を
- 「無菌性髄膜(脳)炎:無菌性髄膜(脳)炎(頸部(項部)硬直、発熱、頭痛、悪心、嘔吐あるいは意識混濁等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改め、
- 「肝炎、肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)の著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
6.【医薬品名】サニルブジン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[警告]の項に
-
「本剤の投与を受けた患者で、急性の四肢の筋脱力、腱反射消失、歩行困難、呼吸困難等のギラン・バレー症候群に類似した経過及び症状が認められており、これらの多くの症例は乳酸アシドーシス発現例に認められ、死亡例の報告もある。本剤投与中は、全身倦怠感、悪心・嘔吐、腹痛、急激な体重減少、頻呼吸、呼吸困難等の乳酸アシドーシスが疑われる症状、あるいはギラン・バレー症候群に類似した症状に注意し、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
を追記し、[重要な基本的注意]の項に
- 「本剤の使用に際しては患者又はそれに代わる適切な者に、次の事項についてよく説明し同意を得た後、使用すること。
乳酸アシドーシスがあらわれることがあるので、全身倦怠感、悪心・嘔吐、腹痛、急激な体重減少、頻呼吸、呼吸困難、四肢の筋脱力、歩行困難等の症状があらわれた場合には、直ちに担当医に報告すること。」
を追記し、肝障害、乳酸性アシドーシスに関する記載を
- 「乳酸アシドーシスがあらわれることがある。全身倦怠感、悪心・嘔吐、腹痛、急激な体重減少、頻呼吸、呼吸困難、四肢の筋脱力、腱反射消失、歩行困難等が認められた場合には、乳酸アシドーシスを考慮し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。特に、ギラン・バレー症候群に類似した上行性の神経筋脱力は本剤に特徴的な症状であるので注意すること。また、乳酸アシドーシスの症例において、重度の脂肪肝を伴う肝腫大が報告されている。
なお、複数の妊婦において本剤とジダノシンとの併用投与による致死性の乳酸アシドーシスが報告されているので、妊娠期間中の本剤とジダノシンの併用投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。」
と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項の乳酸性アシドーシスに関する記載を
- 「乳酸アシドーシス:乳酸アシドーシスがあらわれることがあるので、全身倦怠感、悪心・嘔吐、腹痛、急激な体重減少、頻呼吸、呼吸困難、ギラン・バレー症候群に類似した症状(四肢の筋脱力、腱反射消失、歩行困難、呼吸困難等)等に注意すること。また、乳酸アシドーシスの症例において、 重度の脂肪肝を伴う肝腫大が報告されている。」
と改める。
〈参考〉企業報告
7.【医薬品名】プレドニゾロン(経口剤)
コハク酸プレドニゾロンナトリウム
リン酸プレドニゾロンナトリウム
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の緑内障、後嚢白内障に関する記載を
-
「緑内障、後嚢白内障、中心性漿液性網脈絡膜症、多発性後極部網膜色素上
皮症:連用により眼圧上昇、緑内障、後嚢白内障(症状:眼のかすみ)、中心性漿液性網脈絡膜症・多発性後極部網膜色素上皮症(症状:視力の低下、ものがゆがんで見えたり小さく見えたり、視野の中心がゆがんで見えにくくなる。中心性漿液性網脈絡膜症では限局性の網膜剥離がみられ、進行すると広範な網膜剥離を生じる多発性後極部網膜色素上皮症となる。)を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。」
と改め、
- 「心筋梗塞、脳梗塞、動脈瘤:心筋梗塞、脳梗塞、動脈瘤があらわれることがあるので、長期投与を行う場合には、観察を十分に行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
8.【医薬品名】フェノバルビタール
フェノバルビタールナトリウム
塩酸クロルプロマジン・塩酸プロメタジン・フェノバルビタール
臭化メペンゾラート・フェノバルビタール
プロキシフィリン・塩酸エフェドリン・フェノバルビタール
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
-
「遅発性の重篤な過敏症状:初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。」
を追記する。
〈参考〉狩野葉子:アレルギーの臨床,21(5):355(2001)
9.【医薬品名】ゾニサミド
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
-
「遅発性の重篤な過敏症状:初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
腎・尿路結石:腎・尿路結石があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腎疝痛、排尿痛、血尿、結晶尿、頻尿、残尿感、乏尿等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
発汗減少に伴う熱中症:発汗減少があらわれ、体温が上昇し、熱中症をきたすことがある。発汗減少、体温上昇、顔面潮紅、意識障害等がみられた場合には、減量または中止し、体冷却など適切な処置を行うこと。〔「重要な基本的注意」、「小児等への投与」の項参照〕」
を追記する。
〈参考〉企業報告
-
木下恵美,他:西日本皮膚科,63(6):605(2001)
西村正明:日本重症心身障害学会誌,26(2):41(2001)
10.【医薬品名】カルバマゼピン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の重篤な肝障害に関する記載を
-
「肝機能障害、黄疸:胆汁うっ滞性、肝細胞性、混合型、又は肉芽腫性の肝機能障害、黄疸があらわれ、劇症肝炎等に至ることがあるので、検査を行うなど観察を十分行うこと。」
と改め、うっ血性心不全を
- 「うっ血性心不全、房室ブロック、洞機能不全、徐脈」
と改める。
〈参考〉企業報告
11.【医薬品名】リン酸クリンダマイシン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
-
「肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P等の上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
急性腎不全:急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
を追記し、無顆粒球症に関する記載を
- 「汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少:汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
と改める。
〈参考〉企業報告
12.【医薬品名】塩酸クリンダマイシン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用(類薬)」の項に
-
「汎血球減少、血小板減少:類薬(リン酸クリンダマイシン)で汎血球減少、血小板減少があらわれたとの報告があるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸:類薬(リン酸クリンダマイシン)でAST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P等の上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
急性腎不全:類薬(リン酸クリンダマイシン)で急性腎不全があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
13.【医薬品名】グリメピリド
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の溶血性貧血、再生不良性貧血、無顆粒球症、汎血球減少症に関する記載を
-
「再生不良性貧血、汎血球減少症:再生不良性貧血、汎血球減少症があらわれることが他のスルホニルウレア系薬剤で報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
と改め、
- 「溶血性貧血、無顆粒球症:溶血性貧血、無顆粒球症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
14.【医薬品名】シクロスポリン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
-
「溶血性貧血、血小板減少:溶血性貧血、血小板減少があらわれることがあるので、このような場合には減量又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には減量又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
15.【医薬品名】テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の重篤な骨髄機能抑制に関する記載を
-
「骨髄抑制、溶血性貧血:汎血球減少、無顆粒球症(症状:発熱、咽頭痛、倦怠感等)、白血球減少、貧血、血小板減少等の重篤な骨髄抑制、溶血性貧血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
と改める。
〈参考〉企業報告
16.【医薬品名】メルカプトプリン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の項に新たに「重大な副作用」として
-
「骨髄抑制:汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、貧血等の骨髄抑制があらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
17.【医薬品名】クエン酸トレミフェン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
-
「肝機能障害、黄疸:肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
18.【医薬品名】一般用医薬品:メキタジン含有製剤
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[してはいけないこと]の項に
-
「次の人は服用しないこと
本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人」
を追記し、[相談すること]の項に
- 「次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
服用後、次の症状があらわれた場合
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
肝機能障害:全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。
血小板減少:血液中の成分である血小板の数が減ることにより、鼻血、歯ぐきからの出血、青あざ等の出血症状があらわれる。」
を追記する。
19.【医薬品名】一般用医薬品:芍薬甘草湯
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[してはいけないこと]の項に
-
「次の人は服用しないこと
次の診断を受けた人
心臓病」
を追記し、
- 「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」
を削除し、
- 「症状があるときのみの服用にとどめ、連用しないこと」
を追記し、[相談すること]の項の
- 「次の診断を受けた人」の「心臓病」
を削除し、
- 「次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
うっ血性心不全、心室頻拍:全身のだるさ、動悸、息切れ、胸部の不快感、胸が痛む、めまい、失神等があらわれる。」
を追記する。
〈参考〉企業報告