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    令和 5年 5月16日作成
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般的名称及び販売名

  2. 一般的名称: 放射線治療計画プログラム
    販売名  : 放射線治療計画プログラム Oncentra Brachy
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 「放射線治療計画プログラム Oncentra Brachy」のバージョン4.00以上の製品で、且つ、インプラントモデリン
    グまたはアプリケーターライブラリー のバージョン1.0以上と組み合わせて使用するすべての場合。
    数量:105 台
    出荷時期:平成25年10月〜令和5年2月
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : エレクタ株式会社
    製造販売業者の所在地: 東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー
    許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
    許可番号      : 13B1X10101
    製造業者名: Nucletron B.V.
    輸入先国名: オランダ
    
    
  7. 改修理由

  8. 当該製品は、Implant ModelingまたはApplicator Modelingの機能を用いて、アプリケータを実際の形状に合わ
    せて再構成することを可能としていますが、治療計画におけるカテーテルの屈曲機能を用いて、以下の操作を行
    った場合、誤ったカテーテルの再構成が行われる可能性があることが判明しました。再構成されたカテーテルを
    曲げるために必要な屈曲インジケータと屈曲ポイントの操作において、a)カテーテルの最遠位(チップ先端側の
    最後のカテーテルポイント)を超えた位置に屈曲インジケータを配置選択した場合、または、b)カテーテルの最
    近位(コネクタ先端側の最初のカテーテルポイント)より手前に屈曲ポイントを配置選択した場合、各線源の停
    留位置にずれが生じ、誤った停留位置の治療計画が作成される可能性があります。
    
    これらの問題を解決するため、修正したソフトウェアのインストールを自主改修として実施する事としました。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 使用者がカテーテルの屈曲機能を用いて、操作ポイントを誤った位置に配置した場合は、計画線量と実際の照射
    線量に差が生じる可能性があります。しかしながら、通常は、治療計画時の計画レポート等の線量分布等のレビ
    ューにて、照射前に本事象を認識できるため、重篤な健康被害が発生することがないと考えます。
    尚、本事象による、国内及び海外において健康被害の報告は受けておりません。
    
    
  11. 改修開始年月日

  12. 令和5年5月16日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 本プログラムは、医用画像を利用し、医師が指定した放射線治療領域等の設定情報及び使用するアフターローデ
    ィング式ブラキセラピー装置の照射情報を利用して 、体内の線量分布を計算及び表示することにより、密封小
    線源を用いた放射線治療計画の決定を支援します。
    
    
  15. その他

  16. 納入致しました医療機関はすべて弊社で把握しておりますので、連絡の上、改修を実施致します。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 辻浦 利伸
    連絡先 : 東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー
    電話番号: 03-6722-3844
    FAX番号 : 03-6436-4231