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令和 4年 3月29日作成
一般的名称及び販売名
一般的名称: 汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム 販売名 : eZISニューロ
対象ロット、数量及び出荷時期
対象バージョン: (1) V1.0.6(B1501)、(2) V1.1.0(B1701)、(3) V1.1.0(B1702) 数量: (1) 1014枚、(2) 982枚、(3) 1994枚 出荷時期: (1) 平成27年7月7日 (2) 平成29年7月12日 (3) 平成29年10月10日
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : PDRファーマ株式会社 製造販売業者の所在地: 東京都中央区京橋二丁目14番1号 兼松ビルディング 許可の種類 : 第二種医療機器製造販売業 許可番号 : 13B2X10516
改修理由
令和元年10月8日に当該製品について国内の医療機関より、以下の不具合情報の提供がありました。社内で検討 した結果、プログラムにおける設計及びコーディングに起因する問題であることが判明しました。 ・「施設間差補正なし」で被験者のCT/MRIを使用してInvert解析した際、疾患特異領域解析(SVA)のレポート (取扱説明書p59の(11)「SPECT Zスコア」ボタン)内の注釈に「背景に表示されているMRI画像は標準脳であ り、被験者画像ではありません。」と記載される。 ・「Normal-Patient」(相対的血流低下表示)及び「疾患特異領域解析」にチェックしたまま「Two Tail View 」等に切り替えると、本来「Normal-Patient」表示でしか選択することができない疾患特異領域解析(SVA)の レポートに関するボタン(取扱説明書p59の(11))が選択可能となる。 ・SPECTやMRI/CTの入力画像において、(1)スライス方向(Z)の視野範囲が、画像(X,Y)の視野範囲よりも広い (脳を含まない端のスライスが多い)場合、(2)スライス厚がピクセルサイズよりも小さい場合、異常終了す る。 ・結果レポートの保存/印刷時、まれに一部の画像が黒くなる。 不具合事象の確認された製品のこれまで出荷した全バージョン(ロット)において、同様の不具合が発生する可 能性が考えられることから、改修を実施いたします。
危惧される具体的な健康被害
本事象と同様の不具合が発生した場合、患者様の治療機会の損失・遅延等の可能性が考えられます。また、不適 切な表示(情報)を与える懸念はありますが、実際の診断においては他の結果を含めて総合的に判断されること から、重篤な健康被害の発生はないと考えます。なお、これまでに健康被害の発生は報告されておりません。
改修開始年月日
令和4年3月29日
効能・効果又は用途等
画像診断装置等から提供された人体の画像情報をコンピュータ処理し、処理後の画像情報を診療のために提供す ること。
その他
当該製品は、富士フイルム富山化学株式会社より令和4年3月28日付で承継した品目です。 当該製品の不具合事象と対処法につきましては、納入先全てに文書にて情報提供を実施しております(令和3年1 2月1日から令和3年12月24日の期間に情報提供実施)。 今後、納入先に対して改修を行う旨文書で通知し、改修を実施いたします。
担当者及び連絡先
担当者 : 品質保証部 芦野広樹 連絡先 : PDRファーマ株式会社 東京都中央区京橋二丁目14番1号 兼松ビルディング 電話番号: 03-6263-0731 FAX番号 : 03-5250-2713