【記述項目】 |
一般的名称 |
長期的使用注入用植込みポート
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販売名 |
パワーポートMRI isp
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製造販売業者名 |
株式会社メディコン
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購入年 |
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事例の具体的な内容 |
9年前発症の悪性リンパ腫の治療のため、右鎖骨下よりCVポートを留置し化学療法を継続。治療後寛解となり、寛解を維持できていたが、ポートは時に使用する事があり、本人の希望もあり留置したままにしていた。事例発生日、肺癌フォローのために撮影をしたCTでポートの断裂が判明した。同日にポート抜去のために入院し、造影剤アレルギーのため予防処置を行い、翌日ポート抜去を行った。抜去後は問題なく、抜去翌日退院した。ポートはパワーポイントMRIisp8Fr グローション(メディコン)。
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事例が発生した背景・要因 |
・ポート留置後9年、化学療法終了後も本人希望もありそのままポートを留置し、点滴時などに適宜使用していた。・3か月前の胸部X線では破断のないことが確認されている。・カテーテルがシリコン製であり、断裂しやすい素材であった。
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実施した、若しくは考えられる改善策 |
・長期に留置されたポートカテーテルについては、適宜胸部X線撮影で確認する。・治療上ポートが不要となれば、抜去を考慮する。
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