【記述項目】 |
《関連した薬剤》 |
一般名 |
フロセミド
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販売名 |
フロセミド錠20mg「テバ」
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剤型 |
錠
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規格単位(含有量、濃度) |
20mg
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製造販売業者名 |
武田テバファーマ株式会社
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事例の具体的な内容 |
患者が朝分の内服薬を内服する際、PTPシートが1つずつ切り離された状態のフロセミド錠20mgを他の薬剤と一緒に内服した。飲み込んだ直後に咽頭痛、強い違和感があり。患者からシートごと飲んでしまったと訴えあり、直ちに医師に報告、胸部CT撮影を実施し喉頭蓋付近にPTPシートの存在が疑われた。緊急で上部内視鏡を施行し、上部食道にPTPシートを認めたため内視鏡を用いてシートを取り出した。食道及び左梨状窩に血腫や裂創があり、止血確認後トロンビン散布をおこなった。同日は絶食とし、経過を観察したが、縦隔炎等の発症は認めなかった。
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事例が発生した背景・要因 |
患者は、治療や内服薬増量、皮膚の発赤疹の出現などで、動揺していた可能性がある。当院では服薬確認をPTPシートの空で行っており、1錠単位でPTPシートが切り離されているため誤飲に繋がっている。
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実施した、若しくは考えられる改善策 |
患者は、治療や内服薬増量、皮膚の発赤疹の出現などで、動揺していた可能性がある。当院では服薬確認をPTPシートの空で行っており、1錠単位でPTPシートが切り離されているため誤飲に繋がっている。
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