事例報告内容
【記述項目】
《関連した薬剤》
一般名 セフタジジム
販売名 モダシン静注用0.5g/モダシン静注用1g
剤型 静注用
規格単位(含有量、濃度) 500mg1瓶、1g1瓶
製造販売業者名 グラクソ・スミスクライン株式会社
事例の具体的な内容 モダシンとバンコマイシンの指示があった。ダブルチェック後、モダシンを静脈注射し、その後バンコマイシンを点滴投与した。バンコマイシン終了後、ルートが白濁していることに気付いた。医師に報告し配合禁忌薬確認し、配合禁忌薬であることに気付いた。
事例が発生した背景・要因 指示が間違っていた。医師同士のダブルチェックが不徹底であった。看護師の指示受け時の確認が不足していた。実施時の確認時に配合禁忌薬の意識が低く発見できなかった。
実施した、若しくは考えられる改善策 ・ 2剤を同時刻に投与する場合は、配合禁忌薬のチェックするよう徹底する。  ・リーダーが指示受け時に指示を出した医師と配合禁忌の確認をし、その後サインをする。 ・これらをマニュアルに追加する。

事例検討結果
事例検討結果 現在、モダシンの製造販売業者は、配合変化に関する添付文書の使用上の注意の改訂を検討中。