併用禁忌
(併用しないこと)
- 薬剤名等
- ピモジド
〔オーラップ〕
- 臨床症状・措置方法
- QT延長、心室性不整脈(Torsades de pointesを含む)等の心血管系副作用が報告されている。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- エルゴタミン(エルゴタミン酒石酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)含有製剤
〔クリアミン〕
- 臨床症状・措置方法
- 血管攣縮等の重篤な副作用をおこすおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- スボレキサント
〔ベルソムラ〕
- 臨床症状・措置方法
- スボレキサントの血漿中濃度が顕著に上昇し、その作用が著しく増強するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- ロミタピドメシル酸塩
〔ジャクスタピッド〕
- 臨床症状・措置方法
- ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- タダラフィル
〔アドシルカ〕
- 臨床症状・措置方法
- 左記薬剤のクリアランスが高度に減少し、その作用が増強するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- チカグレロル
〔ブリリンタ〕
- 臨床症状・措置方法
- チカグレロルの血漿中濃度が著しく上昇するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- イブルチニブ
〔イムブルビカ〕
- 臨床症状・措置方法
- イブルチニブの血中濃度が上昇し、その作用が増強するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- アスナプレビル
〔スンベプラ〕 〔ジメンシー〕
- 臨床症状・措置方法
- アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝臓に関連した副作用が発現、重症化するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- イバブラジン塩酸塩
〔コララン〕
- 臨床症状・措置方法
- 過度の徐脈があらわれることがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- **ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)
**〔ベネクレクスタ〕
- 臨床症状・措置方法
- **腫瘍崩壊症候群の発現が増強するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- **ルラシドン塩酸塩
**〔ラツーダ〕
- 臨床症状・措置方法
- **ルラシドン塩酸塩の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
- 薬剤名等
- **アナモレリン塩酸塩
**〔エドルミズ〕
- 臨床症状・措置方法
- **アナモレリン塩酸塩の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。
- 機序・危険因子
- 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
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