ウチダの八味丸M
作成又は改訂年月
- *2021年11月改訂(第3版)
- 2015年5月作成
日本標準商品分類番号
- 875200
薬効分類名
- 漢方製剤・丸剤
承認等
- 販売名
-
ウチダの八味丸M
販売名コード
- 5200120L1029
承認・許可番号
- 承認番号
- 15400AMZ01251000
薬価基準収載年月
- 1981年8月
販売開始年月
- 1981年9月
貯法・使用期限等
- 貯法、取扱い上の注意:
- 気密容器
直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない場所に保管してください。
- 使用期間:
- 5年(使用期限は外箱・ラベルに表示)
組成
- 本薬6.154g(60丸1日分)中
(乾燥仕上り重量6g)
- 日局ジオウ 8g
日局サンシュユ 4g
日局サンヤク 4g
日局タクシャ 3g
日局ブクリョウ 3g
日局ボタンピ 3g
日局ケイヒ 1g
日局ブシ2(炮附子) 1g
以上の割合で混合し粉末化したもの5.128gを含有する。
- 添加物として日局ハチミツを含有する。
性状
- 剤形(色・形状)
- 黒褐色の丸剤で、特異なにおいがあり、味はわずかに甘い。
- 内容量(1包中)
- 2g(20丸)
- 識別記号
- EK-700
一般的名称
- 八味地黄丸
効能又は効果
- 疲れやすくて,四肢が冷えやすく,尿量減少または多尿で口渇がある次の諸症;
下肢痛,腰痛,しびれ,老人のかすみ目,かゆみ,排尿困難,頻尿,むくみ.
用法及び用量
- 1回2g (20丸)
- 成人1日3回 食前又は食間に経口投与する.
- なお症状により適宜増減する.
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
- 1.
- 体力の充実している患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
- 2.
- 暑がりで、のぼせが強く、赤ら顔の患者[心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれることがある。]
- 3.
- 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、便秘等があらわれることがある。]
- 4.
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
重要な基本的注意
- 1.
- 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
- 2.
- 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。ブシを含む製剤との併用には、特に注意すること。
副作用
副作用等発現状況の概要
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。
- 過敏症注1)
- (頻度不明)
- 発疹、発赤、そう痒等
- 肝臓
- (頻度不明)
- 肝機能異常(AST(GOT)、ALT(GPT)、T-Bil等の上昇)
- 消化器
- (頻度不明)
- 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、便秘等
- その他
- (頻度不明)
- 心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ等
- 注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
高齢者への投与
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。[本剤に含まれるボタンピにより流早産の危険性があり、また炮附子の副作用があらわれやすくなる。]
包装
- ウチダの八味丸M
5,000丸
840丸(20丸×42包)
5,040丸(20丸×252包)
主要文献及び文献請求先
文献請求先
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文献請求先
クラシエ薬品株式会社 医薬学術部
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〒108-8080 東京都港区海岸3-20-20
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TEL 03(5446)3352
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FAX 03(5446)3371
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製品情報お問合せ先
クラシエ薬品株式会社 お客様相談センター
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〒108-8080 東京都港区海岸3-20-20
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TEL 03(5446)3334
-
FAX 03(5446)3374
〈受付時間〉10:00〜17:00 (土、日、祝日、弊社休業日を除く)
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
- 発売元
-
クラシエ薬品株式会社
- 東京都港区海岸3-20-20 (郵便番号 108-8080)
- *製造販売元
-
株式会社ウチダ和漢薬
- 新潟県上越市大潟区蜘ケ池1755-3 (郵便番号 949-3117)