マレイン酸クロルフェニラミン散1%「ホエイ」


作成又は改訂年月

※※ 2022年6月改訂 (第9版)

  ※ 2019年7月改訂

日本標準商品分類番号

874419

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1975年12月

薬効分類名

抗ヒスタミン剤

承認等

販売名
マレイン酸クロルフェニラミン散1%「ホエイ」

販売名コード

4419003B1046

承認・許可番号

承認番号
16100AMZ00590
商標名
Chlorpheniramine Maleate Powder

薬価基準収載年月

1986年1月

販売開始年月

1968年7月

貯法・使用期限等

貯法:

気密容器、室温保存

使用期限:

5年
(容器に表示の使用期限内に使用すること)

基準名

日本薬局方 クロルフェニラミンマレイン酸塩散

組成

成分・含量(1g中)

日局 クロルフェニラミンマレイン酸塩 10mg

添加物

乳糖水和物

性状

本剤は白色の散剤である。

禁忌

(次の患者には投与しないこと)

1.
本剤の成分又は類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者

2.
閉塞隅角緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。〕

3.
前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者〔抗コリン作用により尿の貯留をきたすおそれがある。〕

4.
低出生体重児・新生児〔中枢神経系興奮など抗コリン作用に対する感受性が高く、痙攣など重篤な反応があらわれるおそれがある。〕

効能又は効果

1.
蕁麻疹、血管運動性浮腫、枯草熱

2.
皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹)、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽

用法及び用量

dl-クロルフェニラミンマレイン酸塩として、通常、成人1回2〜6mgを1日2〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

1.
開放隅角緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。〕

2.
眼内圧亢進のある患者〔抗コリン作用により眼内圧が上昇し、症状が増悪するおそれがある。〕

3.
甲状腺機能亢進症の患者〔抗コリン作用により症状が増悪するおそれがある。〕

4.
狭窄性消化性潰瘍、幽門十二指腸通過障害のある患者〔抗コリン作用により平滑筋の運動抑制、緊張低下がおこり、症状が増悪するおそれがある。〕

5.
循環器系疾患のある患者〔抗コリン作用による心血管系への作用により、症状が増悪するおそれがある。〕

6.
高血圧症の患者〔抗コリン作用により血管拡張が抑制され、血圧が上昇するおそれがある。〕

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)

薬剤名等
中枢神経抑制剤、MAO阻害剤、アルコール

臨床症状・措置方法
相互に作用を増強することがあるので減量するなど慎重に投与すること。

機序・危険因子
中枢神経抑制剤、アルコール:本剤の中枢抑制作用により、作用が増強される。
MAO阻害剤:本剤の解毒機構に干渉し、作用を遷延化し増強することがある。

薬剤名等
ドロキシドパ、ノルアドレナリン

臨床症状・措置方法
血圧の異常上昇を起こすおそれがある。

機序・危険因子
本剤はヒスタミンによる毛細血管拡張を抑制する。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

再生不良性貧血、無顆粒球症
(頻度不明) 
再生不良性貧血、無顆粒球症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

その他の副作用

過敏症注1)
(頻度不明) 
発疹等

泌尿器
(頻度不明) 
多尿、排尿困難等

精神神経系
(頻度不明) 
神経過敏、頭痛、焦躁感、複視、眠気等

消化器
(頻度不明) 
口渇、胸やけ等

血液注1)
(頻度不明) 
血小板減少

肝臓
(頻度不明) 
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇等の肝機能障害

その他の副作用の注意

注1)症状があらわれた場合には投与を中止すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕

薬効薬理

H1受容体においてヒスタミンと競合的に拮抗することにより、ヒスタミンの作用(毛細血管の拡張、大血管の収縮、毛細血管透過性亢進、血圧低下、気管支及び胃腸管平滑筋の収縮、知覚神経終末刺激による痒みや痛みの発生など)を阻害する。

有効成分に関する理化学的知見

一般名
〔日局〕クロルフェニラミンマレイン酸塩
(Chlorpheniramine Maleate)
〔日局別名〕マレイン酸クロルフェニラミン

化学名
(3RS)-3-(4-Chlorophenyl)-N,N-dimethyl-3-pyridin-2-ylpropyamine monomaleate

分子式
C16H19ClN2・C4H4O4

分子量
390.86

構造式

性状
本品は白色の微細な結晶である。
本品は酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はメタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすい。
本品は希塩酸に溶ける。
本品の水溶液(1→20)は旋光性を示さない。

融点
130〜135℃

pH
本品1.0gを新たに煮沸して冷却した水100mLに溶かした液のpHは4.0〜5.5である。

包装

1kg

文献請求先

※※ヴィアトリス製薬株式会社 メディカルインフォメーション部

〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目11番2号

フリーダイヤル 0120-419-043

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

※※製造販売元
マイランEPD合同会社

東京都港区虎ノ門5丁目11番2号

※※販売元
ヴィアトリス製薬株式会社

東京都港区虎ノ門5丁目11番2号