**ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ5mL「NIG」/ **ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ10mL「NIG」/ **ヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ5mL「NIG」/ **ヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ10mL「NIG」


作成又は改訂年月

**印: 2021年8月改訂 (第13版、承継に伴う改訂)

*印: 2016年10月改訂

日本標準商品分類番号

873334

薬効分類名

血液凝固阻止剤 ヘパリンロック液

承認等

販売名
**ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ5mL「NIG」

販売名コード

3334402G1137

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00708000
欧文商標名
Heparin Na for Lock Syringe

薬価収載

**2021年8月

販売開始

2003年9月

使用期限等

貯 法

しゃ光・室温保存

使用期限

シリンジ及び外装に表示の使用期限内に使用すること。

注 意

取扱い上の注意」の項参照

規制区分

生物由来製品、処方箋医薬品

(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

容量

5mL

有効成分(1シリンジ中)

ヘパリンナトリウム
50ヘパリン単位
健康なブタの小腸粘膜に由来

添加物

リン酸水素ナトリウム水和物、等張化剤、pH調節剤

性状

無色澄明の液

pH

6.0〜7.5

浸透圧比

約1(日局生理食塩液に対する比)

販売名
**ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ10mL「NIG」

販売名コード

3334402G2141

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00709000
欧文商標名
Heparin Na for Lock Syringe

薬価収載

**2021年8月

販売開始

2003年9月

使用期限等

貯 法

しゃ光・室温保存

使用期限

シリンジ及び外装に表示の使用期限内に使用すること。

注 意

取扱い上の注意」の項参照

規制区分

生物由来製品、処方箋医薬品

(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

容量

10mL

有効成分(1シリンジ中)

ヘパリンナトリウム
100ヘパリン単位
健康なブタの小腸粘膜に由来

添加物

リン酸水素ナトリウム水和物、等張化剤、pH調節剤

性状

無色澄明の液

pH

6.0〜7.5

浸透圧比

約1(日局生理食塩液に対する比)

販売名
**ヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ5mL「NIG」

販売名コード

3334402G3130

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00710000
欧文商標名
Heparin Na for Lock Syringe

薬価収載

**2021年8月

販売開始

2003年9月

使用期限等

貯 法

しゃ光・室温保存

使用期限

シリンジ及び外装に表示の使用期限内に使用すること。

注 意

取扱い上の注意」の項参照

規制区分

生物由来製品、処方箋医薬品

(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

容量

5mL

有効成分(1シリンジ中)

ヘパリンナトリウム
500ヘパリン単位
健康なブタの小腸粘膜に由来

添加物

リン酸水素ナトリウム水和物、等張化剤、pH調節剤

性状

無色澄明の液

pH

6.0〜7.5

浸透圧比

約1(日局生理食塩液に対する比)

販売名
**ヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ10mL「NIG」

販売名コード

3334402G4144

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00711000
欧文商標名
Heparin Na for Lock Syringe

薬価収載

**2021年8月

販売開始

2003年9月

使用期限等

貯 法

しゃ光・室温保存

使用期限

シリンジ及び外装に表示の使用期限内に使用すること。

注 意

取扱い上の注意」の項参照

規制区分

生物由来製品、処方箋医薬品

(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

容量

10mL

有効成分(1シリンジ中)

ヘパリンナトリウム
1000ヘパリン単位
健康なブタの小腸粘膜に由来

添加物

リン酸水素ナトリウム水和物、等張化剤、pH調節剤

性状

無色澄明の液

pH

6.0〜7.5

浸透圧比

約1(日局生理食塩液に対する比)

一般的名称

ヘパリンナトリウム製剤

原則禁忌

(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)

1.
出血している患者:血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の血液凝固障害(汎発性血管内血液凝固症候群(DIC)を除く)、月経期間中、手術時、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後等性器出血を伴う妊産褥婦、頭蓋内出血の疑いのある患者等[出血を助長することがあり、ときには致命的になるおそれがある]

2.
出血する可能性のある患者:内臓腫瘍、消化管の憩室炎、大腸炎、亜急性細菌性心内膜炎、重症高血圧症、重症糖尿病の患者等[血管や内臓の障害箇所に出血が起こるおそれがある]

3.
重篤な肝障害のある患者[凝固因子やアンチトロンビンIIIの産生が低下していることがあるので、本剤の作用が変動(増強又は減弱)するおそれがある]

4.
重篤な腎障害のある患者[排泄が障害され、本剤の作用が持続するおそれがある]

5.
中枢神経系の手術又は外傷後日の浅い患者[出血を助長することがあり、ときには致命的になることもある]

6.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

7.
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)の既往歴のある患者[HITがより発現しやすいと考えられる](「重要な基本的注意」の項4.及び「その他の注意」の項参照)

効能・効果

静脈内留置ルート内の血液凝固の防止

〈効能・効果に関連する使用上の注意〉

静脈内留置ルート内の血液凝固防止(ヘパリンロック)の目的以外に使用しないこと。(「重要な基本的注意」の項参照)

用法・用量

静脈内留置ルート内を充填するのに十分な量を注入する。

〈用法・用量に関連する使用上の注意〉

10単位/mL製剤は通常6時間までの、100単位/mL製剤は12時間までを標準とし最長24時間までの静脈内留置ルート内の血液凝固防止(ヘパリンロック)に用いる。

使用上の注意

重要な基本的注意

1.
本剤は静脈内留置ルート内の血液凝固防止(ヘパリンロック)の目的に使用する濃度の製剤であり、汎発性血管内血液凝固症候群の治療、血栓塞栓症の治療及び予防、血液透析・人工心肺その他の体外循環装置使用時の血液凝固の防止並びに輸血及び血液検査の際の血液凝固の防止の目的で投与しないこと。

2.
血液凝固能検査等出血管理を十分行いつつ使用すること。

3.
ヘパリンによる抗凝固作用を急速に中和する必要がある場合には、プロタミン硫酸塩を投与するなど適切な処置を行うこと。

4.
本剤投与後にヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)があらわれることがある。HITはヘパリン−血小板第4因子複合体に対する自己抗体(HIT抗体)の出現による免疫学的機序を介した病態であり、血小板減少と重篤な血栓症(脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等)を伴うことが知られている。本剤投与後は血小板数を測定し、血小板数の著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、投与終了数週間後に、HITが遅延して発現したとの報告もある。(「重大な副作用」の項参照)

相互作用

相互作用の概略

他の薬剤との相互作用は、可能なすべての組合せについて検討されているわけではない。

併用注意

(併用に注意すること)

1. 薬剤名等
抗凝血剤

臨床症状・措置方法
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。

機序・危険因子
本剤の抗凝血作用と血液凝固因子の生合成阻害作用により相加的に出血傾向が増強される。

2. 薬剤名等
血栓溶解剤
 ウロキナーゼ
 t-PA製剤等

臨床症状・措置方法
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。

機序・危険因子
本剤の抗凝血作用とフィブリン溶解作用により相加的に出血傾向が増強される。

3. 薬剤名等
血小板凝集抑制作用を有する薬剤
 アスピリン
 ジピリダモール
 チクロピジン塩酸塩等

臨床症状・措置方法
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。

機序・危険因子
本剤の抗凝血作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。

4. 薬剤名等
テトラサイクリン系抗生物質
強心配糖体
 ジギタリス製剤
ニトログリセリン製剤

臨床症状・措置方法
本剤の作用が減弱するおそれがある。

機序・危険因子
機序不明

5. 薬剤名等
筋弛緩回復剤
 スガマデクスナトリウム

臨床症状・措置方法
本剤の抗凝固作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を観察するとともに血液凝固に関する検査値に注意すること。

機序・危険因子
作用機序は不明であるが、スガマデクスナトリウム4mg/kgと抗凝固剤の併用中に活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)又はプロトロンビン時間(PT)の軽度で一過性の延長が認められている。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用(頻度不明)

1. ショック、アナフィラキシー
ショック、アナフィラキシーが起こることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識低下、呼吸困難、チアノーゼ、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

2. 血小板減少、HIT等に伴う血小板減少・血栓症
本剤投与後に著明な血小板減少があらわれることがある。ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の場合は、著明な血小板減少と脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓症やシャント閉塞、回路内閉塞等を伴う。本剤投与後は血小板数を測定し、血小板数の著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

3. 出血
抗血液凝固療法で1,000単位/mLのヘパリンナトリウム注射液を投与した場合では、脳出血、消化管出血、肺出血、硬膜外血腫、後腹膜血腫、腹腔内出血、術後出血、刺入部出血等重篤な出血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤を減量又は中止し、適切な処置を行うこと。なお、血液凝固能が著しく低下し、抗凝血作用を急速に中和する必要がある場合には、プロタミン硫酸塩を投与する。

その他の副作用

1)本剤の投与により、以下のような副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発現した場合には、適切な処置を行うこと。

1. 注射部位
頻度不明 
血管痛

2. 肝臓
頻度不明 
ALT(GPT)上昇、総ビリルビン上昇

3. その他
頻度不明 
PT低下・延長、APTT延長、フィブリノーゲン上昇

2)抗血液凝固療法で1,000単位/mLのヘパリンナトリウム注射液を投与した場合では、以下のような副作用が知られている。

1. 過敏症注)
頻度不明 
そう痒感、蕁麻疹、悪寒、発熱、鼻炎、気管支喘息、流涙等

2. 皮膚
頻度不明 
脱毛、白斑、出血性壊死等

3. 肝臓
頻度不明 
AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等

4. 長期投与
頻度不明 
骨粗鬆症、低アルドステロン症

注)このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

高齢者では出血の危険性が高まるおそれがあるので、慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していない(使用経験がない)。

小児等への投与

低出生体重児、新生児では安全性が確立していない(使用経験が少ない)。

適用上の注意

1.
抗ヒスタミン剤は本剤と試験管内で混合すると反応し沈殿を生じることがあるので、本剤使用前後の抗ヒスタミン剤の投与は避けること。

2.
治療薬剤とヘパリンが配合不適の場合があるので、静脈内留置ルート内を生理食塩液で十分フラッシングした後、本剤を注入しロックすること。

3.
ヘパリンは血液検査結果に影響を及ぼす可能性があるので、留置している同一ルート又は近傍からの採血を避けること。

4.
使用後の残液は、同一患者であっても決して使用しないこと。

その他の注意

HIT発現時に出現するHIT抗体は100日程度で消失〜低下するとの報告がある。(【原則禁忌】の項7.及び「重要な基本的注意」の項4.参照)

薬効薬理

血液凝固系には第Iから第XIIIまでの血液凝固因子やプレカリクレイン、高分子キニノーゲンなどが働いているが、多くの因子がこれらを調節している。これらの調節因子のうち、アンチトロンビンIII(ATIII)がヘパリンにより活性化され、トロンビンをはじめ第IXa〜XIIa因子及びカリクレインを阻害することによって、血液凝固を抑制する。1)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

ヘパリンナトリウム(Heparin Sodium)

性 状

ヘパリンナトリウムは白色〜帯灰褐色の粉末又は粒で、においはない。水にやや溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。

構造式

取扱い上の注意

1. シリンジの使用方法

(1)
ピロー包装内は滅菌済みのため、使用直前まで開封しないこと。

(2)
シリンジが破損するおそれがあるため、強い衝撃を避けること。

(3)
ピロー開封時は切り口から静かに開けること。

(4)
ピロー包装から取り出す際、プランジャーを持って引き出さないこと。

(5)
薬液が漏れている場合や、薬液に混濁や浮遊物等の異常が認められるときは使用しないこと。

(6)
シリンジに破損等の異常が認められるときは使用しないこと。

(7)
シリンジ先端のゴム栓を外した後、シリンジ先端部に触れないこと。

(8)
開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液は容器とともに速やかに廃棄すること。

(9)
シリンジの再滅菌・再使用はしないこと。

2. 安定性試験結果の概要2)
加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ5mL「NIG」、ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ10mL「NIG」、ヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ5mL「NIG」及びヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ10mL「NIG」は、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

包装

●ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ5mL「NIG」
10シリンジ

●ヘパリンNaロック用10単位/mLシリンジ10mL「NIG」
10シリンジ

●ヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ5mL「NIG」
10シリンジ

●ヘパリンNaロック用100単位/mLシリンジ10mL「NIG」
10シリンジ

主要文献

1)
第十六改正日本薬局方解説書

2)
日医工岐阜工場(株)社内資料(安定性試験)

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

*、**主要文献欄に記載の文献・社内資料は下記にご請求下さい。

日医工株式会社 お客様サポートセンター

〒930-8583 富山市総曲輪1丁目6番21

TEL (0120) 517-215
FAX (076) 442-8948

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

*販売
武田薬品工業株式会社

大阪市中央区道修町四丁目1番1号

**発売元
日医工株式会社

富山市総曲輪1丁目6番21

*、**製造販売元
日医工岐阜工場株式会社

富山市総曲輪1丁目6番21

その他の説明(付属機器の取り扱い等)

1.
ピロー包装を切り口から静かに開封し、シリンジ本体側から取り出してください。

〈注 意〉

●ピロー包装内は滅菌済みのため、使用直前まで開封しないでください。

●プランジャーを持って引き出さないでください。

2.
ゴム栓を回しながら引き抜いてください。

〈注 意〉

●ゴム栓取り外しの際、ゴム栓の先端部をつまみ、シリンジ先端部に指が触れないようにしてください。誤って指が触れてしまった場合は使用しないでください。

3.
シリンジ内の空気を除去後、カテーテル又はエクステンションチューブに接続し、薬液を注入してください。

●接続部は、必要に応じてアルコール綿で清拭消毒してください。

●プランジャーは回さないでください(外れるおそれがあります)。

*シリンジ内の空気を抜かずに接続し、ルート内のエアー抜きをした後、シリンジ内の空気をプランジャー側に寄せて、薬液を注入する方法もあります。