2023年 3月改訂 ( 第1版 ) |
処方箋医薬品 注)
注) 注意―医師等の処方箋により使用すること処方箋医薬品 注)
注) 注意―医師等の処方箋により使用すること処方箋医薬品 注)
注) 注意―医師等の処方箋により使用すること有効成分 | 1錠中 ヨウ素レシチン 0.75mg (ヨウ素量 50μg) |
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添加剤 | カンゾウ末、乳糖水和物、沈降炭酸カルシウム、結晶セルロース、硬化油、タルク、ステアリン酸マグネシウム、白糖、ゼラチン、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、アラビアゴム末、白色セラック、マクロゴール6000、カルナウバロウ、黄色5号 |
有効成分 | 1錠中 ヨウ素レシチン 1.5mg (ヨウ素量 100μg) |
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添加剤 | カンゾウ末、乳糖水和物、沈降炭酸カルシウム、結晶セルロース、硬化油、タルク、ステアリン酸マグネシウム、白糖、ゼラチン、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、アラビアゴム末、白色セラック、マクロゴール6000、カルナウバロウ |
有効成分 | 1g中 ヨウ素レシチン 3.1mg (ヨウ素量 200μg) |
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添加剤 | カンゾウエキス、乳糖水和物、白色セラック、ヒマシ油 |
ヨウ素として、通常成人1日300~600μgを1日2~3回に分割経口投与する。
ヨウ素量600μg相当を服用した成人男子9名の平均血中濃度の推移は、以下の通りである。(ヨウ素量で表示)
ヨウレチンのヨウ素は非常に吸収がよく、血中ヨウ素濃度は1時間で最高値に達し、しかも高い血中濃度が持続する。2)
健康成人男性5名を対象に、ヨード制限を5日間行い、その後ヨード3mgに相当するヨウレチンを投与し、投与前、投与後1日目、2日目の尿および投与前、投与後2日までの尿を採取し、ヨード量を測定したところ、ヨウレチンのヨウ素は消化管より血中にヨウ素イオンの形で取り込まれる。血中のヨウ素イオンは、甲状腺に取り込まれ甲状腺ホルモンとなり、血中にPBI(蛋白結合ヨウ素)として放出され全身をまわる。過剰のヨウ素はヨウ化物として尿中に排泄される。6)
成人男子15名におけるヨウ素としての尿中排泄率は、ヨウ素量3mg投与群では、48時間後89.85%、9mg投与群では、81.84%であった。3)
ヨウ素レシチン(Lecithin-Bound Iodine)
C88H168O16N2P2I2
1826.06
黄褐色の粉末または粒状で特異なにおいがある。クロロホルム、ジクロロメタンに溶けやすくエーテル、エタノール、熱エタノールには殆ど溶けない。水にはコロイド溶液となる。
160~167℃
1) 柳金太郎:診断と治療.1955;43(7):690-695
2) 長滝重信他:ホルモンと臨床.1987;35(1):89-91
3) 池田 斉他:薬理と治療.1991;19(12):4877-4883
4) 内山利満他:薬理と治療.1994;22(7):2297-3010
5) 内山利満他:薬物動態.1996;11(6):607-613
6) 池田 斉他:ホルモンと臨床.1977;25(3):293-296
7) 上田 寛他:お茶の水医学雑誌.1959;7(8):2032-2049
8) 下田新一:日本内分泌学会雑誌.1970;45(10):1016-1032
9) 堀田正之他:小児科臨床.1964;17(9):1223-1227
10) 村田秀秋他:日本眼科学会雑誌.1963;67(4):326-333
11) 鈴木俊之他:日本眼科紀要.1993;44:547-550
12) 山名忠己他:日本眼科学会雑誌.1982;86(8):978-987
13) 大岡良子他:臨床眼科.1971;25(4):1142-1150
14) 関 賀江他:東邦医学会誌.1979;26(3):304-326
15) 川野 豊他:アレルギー.1993;42(11):1707-1714
16) 野間 剛:アレルギーの臨床.1996;16(14):1058
17) 川野 豊他:Brit.J.Pharmacol.1995;115(7):1141-1148
18) 川野 豊他:Int.J.Immunopharmac.1996;18(4):241-249
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