2023年 3月改訂 ( 第1版 ) |
処方箋医薬品 注)
注) 注意―医師等の処方箋により使用すること処方箋医薬品 注)
注) 注意―医師等の処方箋により使用すること通常、成人には1日量1管(フルスルチアミンとして5mg又は10mg)を静脈内に注射する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
ビタミンB1に比べ細胞内によく取り込まれ、多量のコカルボキシラーゼを生成して、諸種代謝活性をたかめる。また、腸管内アウエルバッハ神経叢内の腸運動亢進ニューロンへ作用し、腸管の蠕動運動を亢進させる5) 。
フルスルチアミン塩酸塩(Fursultiamine Hydrochloride)
N-(4-Amino-2-methylpyrimidin-5-ylmethyl)-N-{(1Z)-4-hydroxy-1-methyl-2-[(2RS)-tetrahydrofuran-2-ylmethyldisulfanyl]but-1-en-1-yl}formamide monohydrochloride
C17H26N4O3S2・HCl
435.00
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがあり、味は苦い。水、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすい。結晶多形が認められる。
外箱開封後は遮光して保存すること。
1) 柴田長夫 他:Alinamin Symposium. 1961:5-11
2) 宮地一馬:Alinamin Symposium. 1961:22-30
4) 阿部達夫:日本臨牀. 1962;20:1957-1966
5) 第十八改正日本薬局方解説書. 廣川書店;2021:C-4874-C-4878
7) Muralt A.:Ann.N.Y.Acad.Sci. 1962;98:499-507
9) 中沢恒幸 他:アリナミン基礎文献集. 1966;3:117-120
10) 桐田良人:臨牀と研究. 1966;43:1889-1896
11) 中原正雄 他:新薬と臨牀. 1966;15:1297-1298
12) Iida S.:Biochem.Pharmacol. 1966;15:1139-1145
13) 佐々木一彦:久留米医学会雑誌. 1964;27:875-894
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