ネオダイン


作成又は改訂年月

**2010年5月改訂(第6版)
*2007年12月改訂

日本標準商品分類番号

87275

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1988年6月

薬効分類名

仮封・歯髄覆罩剤

承認等

ネオダイン

販売名コード

2750801V1020

承認・許可番号

承認番号
粉末 13513KUZ08669007
液 13513KUZ08669008
商標名
NEODYNE

薬価基準収載年月

1953年4月

販売開始年月

1953年4月

貯法・使用期限等

貯法

光を避けて室温で保管すること。

使用期限

外箱及びラベルに表示の使用期限内に使用すること。

組成

粉末:有効成分(100g中)

酸化亜鉛 60g

粉末:添加物

ロジン
水酸化カルシウム
酢酸亜鉛

液:有効成分(100mL中)

ユージノール 100mL

性状

粉末

微黄白色の粉末で、かすかにロジンのにおいがある。

無色〜淡黄褐色澄明の液で、特異な芳香がある。

効能又は効果

効能・効果

歯髄の鎮痛、鎮静及び象牙質の消毒を兼ねた仮封、歯髄覆罩

用法・用量

セメント練板上にて粉末と液剤を練和し、パスタ状として用いる。

使用上の注意

副作用

その他の副作用

過敏症   
(頻度不明) 
過敏症状が現れた場合には、使用を中止し、適切な処置を行うこと。

適用上の注意

1.
軟組織に対し局所作用を現すおそれがあるので、口腔粘膜等に付着させないよう配慮すること。

2.
軟組織に付着した場合には、直ちに清拭し、消毒用エタノール、グリセリン、植物油等で清拭するか、又は多量の水で洗うなど適切な処置を行うこと。
また、手指等に付着した場合には、石けん等を用いて水又は温湯で洗浄すること。
万一眼に入った場合には、直ちに多量の水で洗浄する等の適切な処置を行うこと。

3.
歯科用にのみ使用すること。

その他の注意

急性毒性

*練和物7)
ラット(Wistar♂) 経口 LD50>15g/kg

臨床成績の表

臨床成績1)

適用 症例数 成績良好 成績概良 成績不良 
歯髄鎮痛・鎮静 195 189 
間接歯髄覆罩 106 104 

薬効薬理

1.
薬理作用

本剤の歯髄鎮痛・鎮静作用と消毒作用は、ユージノールによるものであり1)4)、ユージノールのフェノール係数は3.3である6)。本剤の硬化物を用いての細菌発育阻止試験では、Staphylococcus aureus,Enterobacter cloacae,Escherichia coli に対して持続的な細菌発育阻止帯を認めた4)

2.
封鎖性

本剤をガラス管内に封塞し、色素液中に懸垂した場合、4〜7日間色素の浸透を認めない2)3)4)。また、無水硫酸銅を用いたガラス管による水密性試験においても7日間にわたって完全な水密性を示した5)

有効成分に関する理化学的知見

1. 酸化亜鉛8)

(1) 一般名
酸化亜鉛(Zinc Oxide)

(2) 化学名
Zinc Oxide

(3) *分子式
ZnO(分子量:81.41)

(4) 性状
本品は白色の無晶性の粉末で、におい及び味はない。本品は水、エタノール(95)、酢酸(100)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は希塩酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。本品は空気中で徐々に二酸化炭素を吸収する。

2. ユージノール(オイゲノール)8)

(1) *一般名
ユージノール(オイゲノール)(Eugenol)

(2) 化学名
2-Methoxy-4-(2-propenyl)phenol

(3) 分子式
C10H12O2(分子量:164.20)

(4) 構造式

(5) *性状
本品は無色〜淡黄褐色澄明の液で、特異な芳香がある。本品はエタノール(99.5)、ジエチルエーテルと混和する。本品は水に溶けにくい。

包装

粉末 50g

**液 10mL

主要文献及び文献請求先

主要文献

1)
関根永滋,森本 優,鈴木 繁,北野晋一:亜鉛華ユージノールセメント(Neodyne)の歯髄鎮痛,鎮静並びに間接歯髄覆罩効果について,
歯科学報,53(7),34〜38,1953.

2)
関根永滋,西條征男,鈴木 繁,北野晋一:亜鉛華ユージノールセメント(ネオダイン)の仮封効果について,
歯科学報, 53(9),22〜27,1953.

3)
北野晋一,駒橋 武,松山茂樹,鈴木 繁,武石義弘,平山浄二:亜鉛華ユージノールセメントの封鎖性に関する基礎実験,
歯科学報,58(10),33〜35,1958.

4)
関根永滋,服部玄門,花岡十弘,堀江英二,島田弘量,松山茂樹:各種亜鉛華ユージノール製剤の殺菌効果について,
歯科学報,61(8),1〜6,1961.

5)
江藤治鑑:仮封材に関する研究,とくに各種酸化亜鉛ユージノールセメントの封鎖効果について,
歯科医学,38(3),250〜266,1975.

6)
*社内資料:田畑喜作,上田貞善:ユージノール(ネオダイン液)のフェノール系数(1976).

7)
*社内資料:前橋 浩:ネオダインのラットを用いた急性経口毒性試験(1976).

8)
*第十五改正日本薬局方解説書(2006).

文献請求先

主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
ネオ製薬工業株式会社 学術情報部

〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-1-3

ホームページ http://www.neo-dental.com/
フリーダイヤル 0120-07-3768

03-3400-3768

03-3499-0613

製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称及び住所

製造販売業元
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FAX:03-3499-0613