禁忌(次の患者には投与しないこと) |
併用禁忌(併用しないこと)
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薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
MAO阻害 | 本剤の作用が増強されるおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 併用により交感神経刺激作用が増強される。 |
甲状腺製剤(レボチロキシン、リオチロニン等) | 本剤の作用が増強されるおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 併用により交感神経刺激作用が増強される。 |
キサンチン誘導体(テオフィリン、ジプロフィリン等)、ステロイド剤(プレドニゾロン、ベタメタゾン等)、利尿剤(フロセミド、ヒドロクロロチアジド等) | 血清カリウム値が低下するおそれがあるので、血清カリウム値をモニターするとともに、減量するなど注意すること。[「副作用」の項参照] | 併用により血清カリウム低下作用が増強される。 |
頻度不明 | |
循環器 | 心悸亢進、血圧上昇 |
精神神経系 | 頭痛・頭重、振戦、不眠、めまい、発汗、神経過敏、脱力感 |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 |
泌尿器 | 排尿困難 |
過敏症注) | 発疹 |
長期連用注) | 不安、幻覚、妄想を伴う精神症状 |
その他 | 口渇 |