※※ プロブコール錠250mg「ツルハラ」


作成又は改訂年月

※※2014年5月改訂(第12版)

 ※2011年8月改訂

日本標準商品分類番号

872189

薬効分類名

高脂血症治療剤

承認等

※※ プロブコール錠250mg「ツルハラ」

販売名コード

2189008F1457

承認・許可番号

承認番号
※※ 22500AMX01953000
商標名
Probucol Tablets「TSURUHARA」

薬価基準収載年月

※※ 2014年6月

販売開始年月

1992年7月

貯法・使用期限等

貯法

室温保存

使用期限

外箱、容器に表示

基準名

※ 日本薬局方

プロブコール錠

規制区分

処方せん医薬品

(注意−医師等の処方せんにより使用すること)

組 成

プロブコール錠250mg「ツルハラ」は1錠中プロブコール250mgおよび添加物として乳糖水和物、結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリソルベート80、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、ミツロウを含有する。

製剤の性状

プロブコール錠250mg「ツルハラ」は白色〜微黄白色のフィルムコート錠である。識別記号はTSU618である。

禁忌

(次の患者には投与しないこと)

(1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

(2)重篤な心室性不整脈(多源性心室性期外収縮の多発)のある患者

〔より重篤な心室性不整脈( Torsades de pointes )を起こすおそれがある。〕

(3)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)

効能又は効果

高脂血症(家族性高コレステロール血症、黄色腫を含む。)

用法及び用量

通常、成人にはプロブコールとして1日量500mg(2錠)を2回に分けて食後に経口投与する。
 なお、年齢、症状により適宜増減するが、家族性高コレステロール血症の場合は、プロブコールとして1日量1,000mg(4錠)まで増量することができる。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

1)心筋梗塞の新鮮例及びうっ血性心不全のある患者

〔心室性不整脈を起こすおそれがある。〕

2)心室性不整脈のある患者

(「禁忌」の項参照)

3)QT延長を起こしやすい患者

(先天性QT延長症候群、低カリウム血症等)〔心室性不整脈を起こすおそれがある。〕

重要な基本的注意

1)本剤の適用にあたっては、次の点に十分留意すること。

1.心筋梗塞の新鮮例およびうっ血性心不全のある患者
〔心室性不整脈を起こすおそれがある。〕

2.心室性不整脈のある患者
(「禁忌」の項参照)

3.QT延長を起こしやすい患者(先天性QT延長症候群、低カリウム血症等)
〔心室性不整脈を起こすおそれがある。〕

2)本剤の投与により心電図上QT延長、心室性不整脈の報告があるので、本剤投与中は定期的に心電図を測定することが望ましい。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)

薬剤名等
シクロスポリン

臨床症状・措置方法
シクロスポリンの作用が減弱するおそれがある。

機序・危険因子
機序は明らかではないが、シクロスポリンの血中濃度が低下したとの報告がある。

薬剤名等
クロフィブラート

臨床症状・措置方法
HDL-コレステロールが著しく低下したとの報告がある。

機序・危険因子
機序は不明である。

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 
シクロスポリン シクロスポリンの作用が減弱するおそれがある。 機序は明らかではないが、シクロスポリンの血中濃度が低下したとの報告がある。 
クロフィブラート HDL-コレステロールが著しく低下したとの報告がある。 機序は不明である。 

副作用

 
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.心室性不整脈( Torsades de pointes )、失神(頻度不明):
著明なQT延長に伴う心室性不整脈( Torsades depointes )、失神があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

2.消化管出血、末梢神経炎(頻度不明):
消化管出血、末梢神経炎があらわれたとの報告がある。

3.横紋筋融解症(頻度不明):
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

心臓
頻度不明 
QT延長等

過敏症
頻度不明 
発疹、そう痒等

血液
頻度不明 
貧血、白血球減少、血小板減少等

精神神経系
頻度不明 
めまい、頭痛等

消化器
頻度不明 
下痢・軟便、嘔気・嘔吐、食欲不振、腹痛、胸やけ、腹部膨満感等

肝臓
頻度不明 
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al−P上昇、LDH上昇等

腎臓
頻度不明 
BUN上昇等

筋肉
頻度不明 
CK(CPK)上昇等

その他
頻度不明 
尿酸上昇、空腹時血糖上昇、けん怠感

 頻度不明 
心臓 QT延長等 
過敏症 発疹、そう痒等 
血液 貧血、白血球減少、血小板減少等 
精神神経系 めまい、頭痛等 
消化器 下痢・軟便、嘔気・嘔吐、食欲不振、腹痛、胸やけ、腹部膨満感等 
肝臓 AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al−P上昇、LDH上昇等 
腎臓 BUN上昇等 
筋肉 CK(CPK)上昇等 
その他 尿酸上昇、空腹時血糖上昇、けん怠感 

上記の副作用があらわれることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。

〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕

2)授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。

〔動物試験(ラット、ウサギ)で乳汁中に移行することが報告されている。〕

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。

(使用経験が少ない)

適用上の注意

薬剤交付時

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

その他の注意

動物実験において、ビーグル犬で死亡例がみられており、心筋のアドレナリンに対する感受性が本剤投与により亢進したことによる種特異的な現象と報告されている。赤毛ザルにおいて、異常な高脂肪・高コレステロール食と本剤の同時投与群で死亡例が報告されている。正常食では8年間投与でも死亡例は認められていない。

薬物動態

生物学的同等性試験1)

プロブコール錠250mg「ツルハラ」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(プロブコール250mg)を健康成人男子に絶食時単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.8)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。


血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

薬効薬理

血清コレステロール及びLDLの低下作用を示し、高濃度ではHDLコレステロールも低下させる。作用機序はまだ明らかではないが、コレステロールの胆汁酸への異化・排泄の促進が主体と考えられている。

有効成分に関する理化学的知見

構造式:

一般名:

プロブコール(Probucol)

化学名:

4,4'-[Propan-2,2-diylbis(sulfandiyl)]bis[2,6-bis(1,1-dimethylethyl)phenol]

分子式:

C31H48O2S2

分子量:

516.84

融点:

125〜128℃

性状:

プロブコールは白色の結晶性の粉末である。
テトラヒドロフランに極めて溶けやすく、エタノール(99.5)溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。
光によって徐々に淡黄色となる。

取扱い上の注意

安定性試験2)

最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、プロブコール錠250mg「ツルハラ」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

包装

100錠(PTP)、1000錠(PTP)

主要文献及び文献請求先

主要文献

1)鶴原製薬株式会社 社内資料

2)鶴原製薬株式会社 社内資料

文献請求先

主要文献に記載の社内資料についても下記へご請求ください。
鶴原製薬株式会社 医薬情報部

〒563-0036 大阪府池田市豊島北1丁目16番1号

TEL:072-761-1456(代表)

FAX:072-760-5252

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
鶴原製薬株式会社

大阪府池田市豊島北1丁目16番1号